みなさん、こんばんは。風太郎です。
最近、施術が終わって最後にポツリと言われる言葉があって、それがもう嬉しくてたまらないんです。
「もうちょっとだけ、ここにいていいですか…?」
時計はもうオーバーしてるし、
次の予定もあるはずなのに、
帰る支度をしながら、ドアの前で立ち止まって、
「もう帰りたくない…」って呟く方が増えてきました。
その瞬間、僕は心の中でガッツポーズです(笑)。
だって、それが僕の目指してるところだから。
- 部屋を出たら、また頑張らなきゃいけない現実が待ってる
- スマホを見たら、未読が山ほど溜まってる
- 帰ったら、また誰かのために笑顔を作らなきゃいけない
そんな日常が待ってるからこそ、
「ここだけは帰りたくない」って思ってもらえるのが、
セラピスト冥利に尽きるんです。
だから、
「あと5分だけ…」って言われたら
「もちろん。ゆっくりしていってください」って即答します。
靴を脱ぎ直して、またソファに座って、
温かいお茶をもう一杯淹れて、
何も話さずに、ただ一緒にいる。
その5分、10分が、
実は一番大事な“余韻”なんですよね。
「明日も頑張れる気がする」
「なんか生きててよかったって思えた」
って、帰り際に言ってもらえることが多いのも、
きっとこの“帰りたくない時間”があるからだと思うんです。
12月って、忘年会とか年末の追い込みとかで、
一番「自分の時間」が削られやすい月。
だからこそ、
「帰りたくない」って思える場所が、
誰かに必要だなって強く思います。
もし今、
「家に帰るのが億劫だな」
「現実に戻りたくないな」
って感じてる人がいたら、
遠慮なく5分〜10分時間オーバーしてください(笑)。
僕、時間外料金とか絶対取りませんから。
ここは、あなたが「帰りたくない」って言える、
数少ない場所でいたいから。
今日も、誰かの“帰りたくない時間”を、
ちゃんと作れますように。
おやすみなさい。
風太郎

